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エモい考えをまとめるとこ。

2年ぶり2回目の転職活動に際して得た知見とか

はじめに

 社会人3年目にも関わらず、また転職が決まりました。2年ぶり2回目の転職活動。次で早くも3社目になります。いい感じでジョブホッパー道を極めていっていますね。転職活動として設けたのは、年が明けてからの1ヶ月くらい。その中で、多くの会社のITエンジニアとお話できたし、自分のキャリアについて考えをまとめるいい機会になりました。 そこで得られた知見とか、感じたこととかを文章としてまとめてみようかと思います。いつかまた同じようなことが起こった際にヒントとして、将来の自分のために今吐き出しておきます。

そもそもなぜ転職しようと思ったのか

 今の会社に入って2年ほど経とうとしています。この会社の進む方向性と僕の方向性は決して交じらうことはないなと確信したことがきっかけです。勉強会に参加したり、ITエンジニアの方々とお話したりする機会が多くなるにつれ、今の会社への違和感というか、僕自身が進みたい方向ではないな、ということを少しづつ感じるようになっていました。決定的だった要因が何かと言われると、答えに窮するのですが、いわゆるひとつの音楽性の違いってやつですかね。

 あと単純に客先常駐のSESエンジニアは辛いです。お客さん先で気も緩められず、またそこでいくらがんばっても、結局、自分の成果としては時間給分の評価しか受けられないわけですから。こIT業界裏話についてお話すると長くなりそうなので、またの機会に。

 よく 「人、金、やりがい」のうち2つが欠けたら転職した方がいいと言います。僕の場合、「人」以外はすべて欠けてしまったことが一番大きな理由でした。

自分の幸せのためなら、多少自分勝手でもいいじゃん

 いまいちしようしようと思っていた転職活動に踏み切れなかった原因がこれです。「人に迷惑がかかる」っていうのと、僕自身、今の会社に恩を感じていることです。とはいえ、この会社で働きつづけても自分が求める幸せにはなれないことがわかってしまったので、身を切る思いで決断しました。

 自分勝手だけども、それを選んだのは自分自身。何かあっても、自己責任だと開き直れました。会社選びでもなんでも、自分が幸せになれるかどうかに直結していることは、自分勝手でもいいと思います。少しの感謝と、決意があれば誰も文句は言いません。

 僕の同僚が、同じようなことを言ったら、そっと応援して見送ってあげようと思います。それでいいじゃないですか。みんながそうなれば、辛いことなんてなくなるのになぁ笑

変化がなければ転職の意味ない

 転職を決心した後に大事にしようと思ったのは、何かを自分の中での変化させること。技術領域、働き方、給料…なんでもいいです。これらのことに何かしらの変化をさせなければ、せっかくの転職も意味ないですし。自分自身を変化させる一番簡単な方法は、環境を変化させることです。その変化を受容し、自分自身でどこまで追い求められるか、という部分では非常に心理的負担が大きかったと思います。

 僕の場合、自分で変化させたいこと、やりたいことをリストアップして、そのリストの優先順位付をすることではっきりとさせていくことができました。

選考に入る前の会社選び

 面接の前にWantedly経由で、面談をさせていただくことが多くありました。だいたいITエンジニア採用ですと、その会社のエンジニア、いい時にはなんとCTOや部長クラスの人と話をする機会がもてました。その時に、この会社に入ったらどんな今までとの変化が起きるだろうか、今までとどう違う働き方ができるんだろうか、というイメージを持てるようなことを聞いていきました。

 具体的によくしていた質問はこんな感じです。

  • チャットツール何使ってるんですか?という社内ツール環境の話
  • エンジニア職の方々とどういった形で情報共有してますか?
  • タスクの振り分け方とかってどうしてますか?
  • チーム体制何人くらいなんですか?という働き方の話
  • エンジニア職の方々はどういった経験をお持ちの方が多いですか?という同僚になりうる人の話

 なんとなくですがこういった話の節々から、どういった環境で働くことができるのかという自分自身のイメージが持てるようになっていきました。そのことが、結果、会社を選考する際に非常に参考になりました。

アウトプットまじ大事

 エンジニアにとって一番大切なことは、アウトプットすることだと実感しました。今の時代、qiitaやGitHub、こういったブログなどで自分の技術力を発表することはいくらでもできますし、そういうことをやっていかない事自体が自分自身で機会を損失させているな、とも思うわけです。ここでも、適当なことをいうと、もちろんマサカリ投げられます。実際に僕もドヤ顔でだしたGitHubのページに間違いを指摘されたりします。でも、そういうフィードバックってすごいありがたいし、このようなサイクルの中に入れるって実感があったので、すごく嬉しかった。なので、今後も積極的にアウトプットしていきたいと思って、このブログを始めてます。

ベンチャーはまじベンチャーだった

 何社かスタートアップのベンチャー企業にもお邪魔させていただきました。そこで、ベンチャー面白そうだな〜なんて甘い考えを持っていた僕は深く深く反省…するしかありませんでした。圧倒的に求められていることが違いすぎる。自分なりに考えたのですが、スタートアップで求められるITエンジニアはビジネスを加速させる人です。ITサービスそのもの価値そのものがスタートアップの会社の価値となります。その直接、技術で殴り合っている感たるや。

ベンチャーはまじで求められているものが、ベンチャーだった!

 いつかはあのようなITエンジニアになりたいものだと気持ちを持って、気が引き締まる思いになりました。

業界の動向とかなんとなく知ることができた

 ITエンジニアと一言で言っても、専門領域のみならずその職種も多岐に渡ります。今回はWEB系、SIer、企業のIT部門とそれぞれ異なる分野の会社の方々とお話することができました。そういった人たちとお話することができると業界の動向もなんとなく見えてきます。

以下、話を聞いたり、思ったこととかを箇条書き

  • 人手が足りないのはどこも同じ。
    • だいたい人手が足りてなくて、と言われる
    • このシステムのインフラ○人で回してます。かなり少ない。
  • SIerに入りたがる人は少ない(らしい)
    • 割りとイケてるSIerでも同じこと言われる
    • SIer = 給料安い(安いけど、働きやすいとも)
    • リモートワークとか、時短勤務とかを売りにしてるとこが人集めやすい(っぽい)
  • SIer → Web系は多い
    • Web系入ったら、みんなWeb系に居着いちゃう
  • 企業のIT部門が内製することが多くなってきている
    • そりゃやすいし早いしね
    • Web系エンジニアからの転職組が多い

 業界を俯瞰して見ることができて、とても良い経験でした。企業の内製化が進んでいると耳にするけども、そこで働いている人の言葉を生で聞くのはやはり違う。技術的に優位性があるのはWeb系かもしれないけれど、そこで得た技術力を持って、大手企業の内製に力を入れているIT部門へ、というのがキャリアプランとしてあるというのが知れただけでも、大収穫です。

 システムがクラウドに移行することで、コスト安いし運用の手間もかからず、早くつくれるっていうなら、炎上しかねない外部ベンダにわざわざ委託する必要がなくなるってのは至極当然のことで。SIerさんの将来が心配ですが、そこはいまイケてるなって思う会社はそれぞれ強みを持っていました。時短勤務やリモートワーク、AWSiOSに特化したりと、会社ごとに戦略が異なっていて、いよいよ何も考えていない会社は淘汰されていくんだろうな、と感じました。おお怖。

とはいえ、技術の話は面白い

 このような形で色々な会社に話を聞いて回っていたのですが、つまるところ一番楽しいのはやはり技術の話です。その会社が普段公開されていないシステム構成の話を聞くだけで、よだれもんでしたし。そういった話だけで、時間を忘れて1時間すぎたこともありました。楽しく話しができる共通言語があるっていうのは、この仕事をしてよかったなと思えることでもあります。

これから

 正直、今までオンプレに手作業で真心込めてコマンド実行ってな開発環境だったのが、急にAWSGitHubやChefを駆使したモダン開発に変わるということで不安もありますが、たとえなにがあってもその経験は血となり肉となり自分を構成する要素の一つとなるでしょう!やりたいことや向いていること好きか嫌いかなんて、実際にやってみないとそんなことわかりません。 ただ一つ僕が言えるのは、今、自分が向いていないって思っているということは、それは向いていないってことです。 

それがわかったということを起点に、転職活動という道もありますよということが言いたかったのに、こんな長々となってしまいました。

「プログラミング的思考」をテーマに話したら割りと好評だった。

はじめに

 新年の目標として、ブログを定期的に書いてアウトプットするぞ!と思ったのも束の間。気づけばもう2月は半ばも過ぎて、なんだかんだでブログすら開設せずまったくやる気がなくなってました。そんな折に、転職活動*1でなんやかんやあったりして。やっぱアウトプット大事だな〜と思うことが多くなってきたので、思い立ってこんなブログを始めてみました。

 若造ではあるんですが、一応、ITエンジニアの端くれではあるので、技術ネタも織り交ぜつつ、ゆるくやっていこうかなと思ってます。

「プログラミング的思考」をテーマに話をしました

 よく同年代の異業種サークル的なゆるい集まりに参加しているんですが、その中で「プログラミング的思考」をテーマにちょいとばかしお話をする機会を設けていただきました。

 僕はコードガリガリ書くタイプのエンジニアではないんですが*2、最近RubyPythonに触れる機会が多くなって、やっぱプログラミング楽しいな〜、なんて悦に浸っていたところ、ふと別業種の人にこの楽しさをどう伝えたらいいんだろう、という疑問が湧いてきました。今年の目標として、アウトプット増やすぞ!アウトプット!!と意気込んでたので(2回目)、じゃあこれネタにサークルでしゃべりたいんだけどだれか興味ある?ってゆるい感じで募集してみたところ、意外と食いつきがよかったので、とんとん拍子に日程が決定しました。

 話をする対象者は、非エンジニアの一般企業で働いている人。何話そうって考えたんだけど、時間的にも技能的にもプログラミングを教えるのは時間的にも難しそう。そもそも、ITエンジニア、プログラマーってPCの前でカタカタ…ってやってるイメージがあって、実際にどんなことを考えながら仕事してるのかって他の業種の人は知らないんじゃないのかなーと、ふと思い、ちょうどプログラミング教育義務化で話題になっていた「プログラミング的思考」をテーマに選択して、プログラミングする人の思考・哲学を紹介しようということにしてみました。

 僕はというと、調べ調べの探り探りだったんですが。どうやら「プログラミング的思考」が何なのか、って言う部分についてははっきりと定義がされているわけではないっぽい、ということがわかりました。そこで、Googleが提案しているComputetional Thinkingがちょうどいい題材だったので、これをベースにいわゆるプログラミング哲学とか、格言とかをいくつかまとめて発表してみたところ、概ね好評なご意見を聞けたので自分としては大満足してます!

プログラマーの三大美徳

 まあそれはさておき、本題*3。中でも好評だったのが、これですね。「プログラマーの三大美徳」と言われているPerlの産みの親であるLally Wall氏が定義したものです。

プログラマーには、次の美徳が絶対に必要です。 この美徳の一つでも欠く人は、プログラマーとなってはいけません。また、これらの美徳を欠いているにも関わらずプログラマーという職業に就いてしまった人は、今すぐ転職を考えましょう。それくらい重要な美徳です。

  • 怠慢(Laziness)
    • 全体の労力を減らすために手間を惜しまない気質。 この気質の持ち主は、役立つプログラムを書いてみんなの苦労を減らしたり、 同じ質問に何度も答えなくてもいいように文書を書いたりする。 よって、プログラマーの第一の美徳である。
  • 短気(Impatience)
    • コンピューターが怠慢な時に感じる怒り。 この怒りの持ち主は、今ある問題に対応するプログラムにとどまらず、 今後起こりうる問題を想定したプログラムを書く。 少なくともそうしようとする。 よって、プログラマーの第二の美徳である。
  • 傲慢(Hubris)
    • 神罰が下るほどの過剰な自尊心。 または人様に対して恥ずかしくないプログラムを書き、 また保守しようとする気質。 よって、プログラマーの第三の美徳である。

 知ってる人も多いこの格言、シャレがきいている上に、本当にその通りだなぁと思うことしか言っていなくて、すばらしい格言だなと思っていますさすがMatzが尊敬する人だな。この格言になるほど!と思っていただけるように、導入部分をがんばったと言っても過言ではありません笑

 プログラマにとって(というか人間にとって?)労働というのは本質的には「やりたくないこと」なんじゃないかなと僕は思っています。生きているだけでは、毎日食って寝て排出するだけしかできないのが人間です。そんな人間が、常に価値を生み出し続けるという「労働」が、果たして本当に「持続可能な」環境なのかというのが、疑問なんです。

 こんな考えに対して、これはユーモアを持たせた上に、働きたくないなら少しでも楽にしようぜ!という気質を見事に表現した格言なんだなぁと思います。こんな考え方の人が少しでも多くなれば、僕のような生きにくいと思う人も減っていくんじゃないかなとも思うんですがどうなんでしょう。この格言が生まれた年代はわかりませんが、いまやコンピュータは、それがなければ仕事ができないほどに普及しています。だれでも、プログラマーの美徳は追求できる環境があると思うんです。

プログラマー哲学こそ全人類が持つべき労働哲学である、と僕は思ってます。

人前で話をするということ

 そんなに大きくないコミュニティでも、人前で話をするっていうことはとても緊張する。でもその分、めっちゃ調べるし、何より身についている感じと達成感がとても心地よく感じます。もちろん適当なことをいうと、マサカリ投げられるし*4、そこにいる人の時間全部を無駄にしちゃいますし。せっかく話をさせてもらえるのなら、少しでも人の行動が変わるような何かを身につけてもらいたいという思いもあります。そういう意味で、今回は本当にやってよかったな、と思える内容だったので大満足してます。

さいごに

これからもアウトプットの場をどんどん増やして、身になる知識・技術を身に着けていきたいものだなぁ(希望的観測)

*1:これは今度詳しく書くつもり

*2:技術領域はインフラエンジニア

*3:前置きが長いとよく言われる

*4:業界用語。技術的指摘を受けること